下町のえんぴつやさん

綴る作業をするたびに気づく、内向的なわたし。

第17話 情報の断捨離

 


わたしは、気持ちと一緒に生きてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


というと

何言い出したんやこの子は!

も思われそうですが、

 

ほんとうにほんとうに、

そうしてきました。

 

 

 

 

 

これが好き、だからやりたい。

これは嫌い、だからやりたくない。

 


簡単に言えばただのわがままで

我が強いだけだけど。

 

 

 

 

 

 

子どもって、

特に小学校低学年ぐらいまでの子どもたちって

 

思いのままに生きるの上手な子が

多いなって思いませんか?

 

 

 

大人になると、

思いのままに生きるのは、

誰に言われたわけじゃないけどなんとなく

「ダメなこと」になっていって、

 

ああ嫌だなあと思いながらでも

やらなきゃいけないことが多い。

 

それが「社会」というものだよ、

と言われればそれまでですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてわたしは、

気持ちと一緒に生きてきたのと同時に

たくさん寝て生きてきました。

 

 

眠い、と思ったら電車でもどこでも

眠っていたし

(さすがにバイトとか仕事中は寝てないけど!)

 

 


睡眠時間を削ってまで

遊んだりもしてきませんでした。


だって眠いんだもの。

 

 

 

 

 

 

なのに、


先月の最後の方はしばらく

上手に眠れなかった。

 

 

 

お布団に入ったら2分で寝れるはずなのに

 

1時間たっても


2時間たっても

 


なかなか眠れなくて


それがだんだん焦りに変わって

 

 

 

結局2時間しか寝てないのに

仕事に行かなきゃ~

ってなって

 

 


仕事中は寝ちゃダメだ~

ってなって

 

 

 

夜になって今日は上手に寝れるかな~?

って思って


余計に眠れなくて。

(今は毎日ぐっすりです。)

 

 

 

 

 

眠るのも、

子どもたちって上手だと思いませんか?

 

 

 

 

 

 


みんな元子どもだから

気持ちと生きるのも

眠るのも


上手なはずなんですよ。

 

 

 

 

 


毎日毎日、

好き!嫌い!の判断で全力で生きて


全力で寝て、


一生懸命いろんなことを覚えてる

子どもたち

 

だったわたしたち。

 

 


いつから

子どもだったわたしは

生きるのが下手になったのか。

 

 

どこかの歌詞にありそうだけど

これが大人になるってことなのかな?

って考えてみたり。

 

 

 

 

 

 

 


それでわたし、下手になった理由を考えてみました。

 

 

 

ああそっか、多分人と比べるからだ。

へんな情報ばっかり目にするからだ。


と思いました。

 

 

それはほとんど、スマホからの情報でした。

 

 

 

 

 

 

25歳をこえると女性の身体には変化がおきて、

時期を逃すと子どもができにくくなる

 

とかっていういい加減な記事とか

 

 


気になる彼はあなたのここをみてるよ!


っていう広告とか

 

 

 

友達のキラキラした日常が切り取られた写真を

 

ただただ「いいなあ」って傍観したりとか

 

 

 

 

 

 

 

あれしたら嫌われるかな、

そろそろ結婚しなきゃかな、

お金貯めて海外行かないと置いてかれてるな、

 

みたいな、

変な心配ばっかり増えてる。

そんな気がする。

 

 


とくにわたし、真に受けやすいし…!

 


そういうわけで

「情報の断捨離」をしたいと思います。

 

 

一旦、SNSをみない環境にして、


スマホに依存してた時間を


子供の時みたいに

過ごしてみたいな。

 

 

宿題してた時みたいに

勉強したり

 

 

ピアノの練習をしたり

 

 

お手紙書いたり

 

 

絵を、描いたり

 

 

そうそう、何かに努力したり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「情報の断捨離」をしたら

 

さくひん

つくれるような気がする。

 

もっともっと集中しなきゃ〜。

つくりたい欲高まってるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日出会ったわんちゃんが

可愛すぎて可愛すぎて。

 

f:id:takenoco_saeko:20180915002403j:image

 

 

彼も、欲望に素直に生きてる感じでした。

素敵。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おわり

第16話 いごこちがいいひと

 


大阪に帰ってきて5ヶ月が経ちました。

 

大阪という都会にいると

人がいっぱいいるのが当たり前で
頭のどこかがマヒしてしまったのかなと思う。

 

 

分刻みでスケジュールが組まれてて
そこにぽん、と違うものが放り込まれると

また無意識に
分刻みのスケジュールを組む。

 


電車が10分に1本くるのが当たり前。
遅れたら謝れっていうのが当たり前。

 


人混みをかき分けて駅のホームを歩いて
満員電車の中で赤の他人との触れ合いがたまに
きもちわるい。

 

 

マヒするのも仕方ない、と思う。
全部真剣に捉えてたら
無駄に命を擦り切ってしまう。

 

 

 

わたしはそれが本当に嫌だったし、
今でも嫌だ。

 

 

 

 

でも、誰かが死んだ、というニュースには
いちいち心を痛めてる。

特に「自殺」には心を痛める。

 

 

 

心を痛めたってしょうがないし、
わたしはその人のことを知らなかったし、
救いようもなかったんだけど、

 

「自殺」のニュースには
中学生・高校生・20代
っていう情報がついてくるし
(もちろんその年代だけじゃないけど)

 

 

いつのまにかわたしは25歳になっていて、
みんな年下ということに気づく。

だから心が痛い。

 

 

 

 

 


ちょっと話は変わるけど、

いま、心療内科
カウンセリングを受けている。


心にできた悪いものはなかなか
剥がれてくれなくて
消化の仕方も知らないから


風邪ひいたときに病院に行って
よくわからないけど先生みてよ、って感じで


ちゃんと専門家に聞いて
悪いものを取ろうとしてる。

 

 


それがちょっと面白くなってきてる。

わたしが当たり前のように考えてた方法とか
思考回路はわたしだけのもので

 

「え、みんなそんな風に捉えないの?」

っていう発見がある。

 

 


人目を気にしたり
嫌われたくないなって思ったり

 

それは
人である限り何かしらの方法で
表現してると思うんやけど


わたしはそれが著しいらしい。

 

 

 

「多様性」ってこういうことか…
って感じながら受けてる。

 

 

 

 

 

 

ただその「多様性」は

たまに悪く攻撃してくることもあって。

 

 

 

 

都会で生きていると
心を閉ざさないと
悪いものがいっぱい入ってくる。

 

 

 

 

 

特に今はスマホから情報が簡単に得られて
あれがいい、これがかわいい、かっこいい
あれは悪い、これはださい、かっこよくない
って

知りたくもない情報がいっぱい。

 

 

 

 

 

 

今の、
わたしよりも年下の子たちは、
わたしが高校生だった時よりも
明らかに大変な世界で生きてる。

 

 


「簡単に死ねる方法」
とか
「自分を傷つける方法」
とか、または
「人を傷つける方法」
とか。


そんなものの答えはごろごろ
転がっているのに

 

 


「生きるってなに?」
の答えは
見つけられない。

 


なんとなく、わたしはそう感じてる。


わたしもたまにわからなくなる。

 

 

 

でも、
いろんなものを集めて

ひっくり返したり
横からみたりして考えると

 


「生きるのしんどいな」
って思う理由は

ほぼ100%の確率で
「ひと」が絡んでるはずで。

 

 

 

生きるのがしんどいな
と思った時に、
同時に頭にふっと浮かぶ「ひと」は
やっぱり何人かいて

 

自分で命を落としてしまった子たちに
そんな人はいたのかな
と思ってしまう。

 

 

 

 

 

 

わたしはずっと絵本作家になりたい!
と言い続けてる。
(いまはちょっとさぼってる。)

 

それは、
いつも一緒にはいられないから、

絵本なら
そばにいれるかなと思ったから。

 

 

 


そうそう。

わたしのユメは絵本作家で、

なんでかと言うと

ちょっと疲れた人がほっこりできるように
そばにいたいから

だった。

 

 

 

 


心を痛めながらそんなことを考えてて

じゃあこれから
一生懸命生きる子たちに
わたしが必要だなと思うことは

 


「死んでやる!」
を止めれるくらいのひと。

 


別に何も話さなくていいから、
ただそこにいて
一緒に紅茶を飲んだり
絵を描いたり
栄養いっぱいのご飯を食べたり
土にさわったり
空を見上げたり

 


そんなことができる空間が作れたらいいなあ

って最近、思った。


わたしがその子たちにとっての
「いごこちのいいひと」
になれるかどうかはわからないけども、


わたしじゃなくても
そのへんのおじちゃんとか
そのへんのおばあちゃんとか
動物でもいいかなって。

 

 

 

 


そのことを話したい。


わたしにも

いごこちのいいひとがいるから

また話聞いてもらおっと。

 

 

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20180413184635j:image

 

 

 

おわり

第15話 きょうかんじたことがたくさんある

 

休日の今日。

 

 

いただいたお野菜でサラダを作った。

 

f:id:takenoco_saeko:20170707215233j:image

 

大根、きゅうり、ラディッシュ、玉ねぎ。
自分で買ったのはたまごのみ。

 

 

 

 


新鮮であること。

それはもちろん美味しく感じる1つの理由だけど、

 

作った人の顔を思い浮かべながらいただくこと。

それ以上の理由はないような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お昼には、

広江ままと一緒に高田東中の参観へ。

 

f:id:takenoco_saeko:20170707220244j:image

 

  

「教師」という職業を志していた自分。

どんな先生になりたかったんやっけ。

 

 

 

 

 

黒板の前に立つ先生方をみて、うらやましいと思った。

 

ほんとうは、

あんな風になりたかったはずなのに。

 

 

 

教員時代、楽しいって思いながら

授業ができなかった日が続いた。

 

それが一番つらかった。

 

 

 

 

憧れが強すぎる志だったのかもしれないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

広江ままは、

陸前高田の米崎小仮設に行くといつも

お世話になっている3児の母。

 

今日もずっと前から誘ってくれていて、

ランチの時にいろんな話をした。

 

 

 

 

 

 

共感してくれたり、

「うん、うん」って聞いてくれたり、

過去のことを笑い飛ばしてくれたり、

心地よかった。

 

 

 

 

あー、そっか。

 

仕事は楽しいし暮らしも慣れてきたけど、

心のどこかで「聞いてほしい」って

思ってたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあとは、

フォトジャーナリストの安田菜津紀さん講演会。

 

 

カンボジア・シリアでの取材を通して

なっちゃんが伝えたいと思ったこと。

 

 

 

 

 

小学生もいる中で

こどもたちがわかる言葉をつかって、

でも、

確実に伝わるように選ぶ言葉の1つ1つに

すごく引き込まれた。

 

 

 

"仕事"に対する姿勢に心が震えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしが初めて

カンボジアに行ったのは19歳のとき。

 

 


遅かれ早かれ、

カンボジアに行く夢は叶えていただろう。

 

けれど、今日、

彼女と一緒に行けたこと、

2012夏のメンバーと一緒に行けたこと、

それが重要だったんだと思った。

 

 

 

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20170707234952j:image


あの時出会った"ココナッツおじさん"。
両足義足のおじさんは、

ひょいひょいと木登りして

ココナッツをとってくれた。

 


天然のポカリスエットと言われるくらい

栄養のあるココナッツを、惜しみもなく

外国から来たわたしたちにくれた。

 

 

 

 

 

 

カンボジアに行くまでの

地雷・貧困・スラム・内戦…

っていうイメージが

全部取り除かれたのは

ココナッツおじさんの笑顔をみたときだった。

 

 

 

 

と、同時に「なんで?」が残った。

 

 

 

もしわたしがおじさんの立場だったら、

多分、人に優しくできない。

多分、そんなに強く生きれない。

 

 

 

 

 

もやもやが晴れないまま月日は流れ、

なっちゃんのご縁のおかげで

陸前高田に通うようになった。

 

 

 

 

自然いっぱいの環境、

海の幸、

人々の笑顔。

 

   

 

 

 

 

陸前高田での時間は

カンボジアで感じた「なんで?」を

解消してくれた。

 

 

 

 

 

自分のものさしだけで

人の辛さや大変さを決めつけていた。

 

 

 

あの「なんで?」は、

 

 

「なんでこんな大変なのに…」の、

「なんで?」だった。

 

 

 

 

知らない間に

そんな人間になっていたことを恥ずかしく思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20170707222805j:image

 

 

「うごく七夕まつり」に向けて

荒町祭組は準備が進んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「さえこはもう荒町の人間だ。」

 

とても、嬉しかった。

 

絶対たのしい夏にしようと決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

震災前ほど人が集まらない作業。

 

仕事終わりに集まる人たちの

疲れが目に見えてわかる。

 

ため息をつきながらやることもある。

 

 

 

わたしは震災前を知ることはできない。

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

七夕が大好きな人たちを知っているし、

その人たちのことが、わたしは大好きだ。

 

 

出会うことができて

本当に幸せだ。

 

 

 

もう少しがんばれないか、自分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長くなった。

 

でもわたしたち人間は、

いや、少なくともわたしは、実は、

1日でいっぱい考えている。

感じている。

 

 

 

 

 

 

 

そのこと1つ1つを

もうすこし大事にできないのかな。

 

 

 

 

 

 

詩を書くのはそのせいだ。

 

 

 

詩とか書いてますっていうと、

 

「ポエマー的な?(笑)」

って、

(笑)がついた返事をもらうことがある。

 

 

一応笑って返してみたりしてる。

 

「あはは、あんまり読む機会ないですよね」

みたいな。

 

 

 

 

 

 

 

音楽とか美術全般とか詩とか、

お金の価値で比べるとぴんきりだけども、

 

ほんとうの価値はそこじゃないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしが詩を書きたいと思う理由は

 

今日感じた
たくさんのことが
川の水のように流されていくのが
とてももったいないと思うから。

 

 

 

いままで出会って来た「あなた」のひとりひとりが、

わたしの詩をよむことで
ちょっと元気になったり
ちょっと嬉しくなったり
ちょっと考えてみたり。

 

 

そういう時間を創ることができたら、

それ以上のよろこびはないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ、そうだ。

 

詩、書きたい。

 

 

 

 

 

 

 

今日感じたこと。

 

ほんとはまだまだあるけど、

このへんにしときます。

 

 

 

 

とりとめのない話を

とまることなく。

 

 

----------------------------------

「ベートーベン」

 

わたし、
ベートーベンとともだちになりたい

 

音楽室に飾られた あなた

 

三大ソナタを創った あなた

 

死んでしまったいまでも
"全世界に感動を与えている" あなた

 

あなたってすごいのね

 

でもねベートーベン
わたし、思うの

 

知らない人に
しかめっ面みられるの恥ずかしいよね
他の人と並ばされてさ

 

「悲愴」「月光」「熱情」
って名前がついたのよ あなたのソナタ
言葉どおりなのかしらね

 

聞きたいの
ほんとうのことを
ともだちになって聞きたいの

 

寄り添ってみたいの


あなたの世界に
わたし、はいりたいの

 

でもねベートーベン
わたし、わかってるの


ともだちにはなれないってことも
ほんとうのことを聞けないことも

 

ただあなたのソナタ
わたし、
とっても惹かれているの

 

ベートーベンは

わたし、と

ともだちになりたいかな

第14話 おしえるということ

 

 

こんにちは!

 

春眠暁を覚えず。

夏も秋も冬も覚えられず。

 

 

 

今日もしっかり寝坊しました、さえこです。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、大阪府大東市にある

地域生活支援センター「あーす」にて

アートスクールのオオノ先生が担当する

講座を見学させていただきました。

 

 

 

 

 

 

「あーす」の施設自体は、

過去に鬱病だった方や

今もそれに苦しむ方が社会復帰を目指す場です。

 

 

 

 

 

 

全4回を通しての講座で、

昨年は絵本を作ったそうですが、

今年はたからばこ作りと塗り絵でした。

 

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20170204110625j:image

 

先生の字めっちゃ個性的。笑

 

 

 

箱作りの方は、

画用紙に好きなシルエットを描いて

切ったものを空き箱の上において

絵具をつけた歯ブラシをこすって描く…

 

という口では説明しづらい技法でやりました。笑

 

 

 

 

水がついた歯ブラシをこすると

水がはねますよね。

それにインクがついたものと思ってください。

 

 

切り取った画用紙をおいてインクを飛ばすと

そのシルエットが浮き出るのです。

 

画材さえあれば初心者でもやりやすい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の見学を通して

普段教える立場の自分を

見直すきっかけになりました。

 

 

英語を教えるとき、

文法の基礎から理解させるようにしています。

「なんでこういう意味になるのか」

「なんでこういう語順になるのか」

できるだけ順序立てて話すようにしています。

 

間違えたらなぜ間違えたのかを

その子がわかるまで説明したい。

 

 

 

 

 

 

 

でも絵を教えるということは、

色遣いや技法を順序立てて教えることよりも、

作っている人の意図や気持ちを一番に

大切にしなくちゃいけない。

 

 

 

 

「桜は青色にしたい」

という人がいて、

「桜はピンク色だからだめだ」

という当たり前のことを押し付けるのは

 

絵の世界では

その人の可能性を狭めてしまうだけなんだと

気がつきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、小中高と
図画工作・美術の時間が苦手でした。


もともと「描く」こと自体得意じゃないし

立体を平面に描くことが難しいと感じていたし

頭の中の「これ描きたい」を
絵にすることができなかったからです。

 

 

 

 

 

 

 

それで、今習っているオオノ先生は

美大にも通っていなければ

誰かに絵を習ったわけでもない。

 

 

 

学校の美術の授業では認められなかったけど、

油絵を模写していたから「先生」は

巨匠とよばれる画家たちだと名言されています。

かっこいい。

 

 

 

 

 

そんな独学で学んだ先生だからこそ、

デッサンも基礎も何もできないわたしに

きまりきったことだけを教えるのではなく

 

「このくじらは黄色なんです」

とか

「この机はこんな形なんです」

とか

下手な絵をええやん!って褒めてくれて、

わたしの自己肯定感を高めてくれる。

 

 

「こうしたいんです」というイメージを

いろんなアドバイスで導いてくれる。

 

 

 

だから、最近は変なコンプレックスも

なくなってきました。

 

 

 

 

 

 

 

昨日わたしも描き方をおしえる側になって、

作っている人の意図を聞き出して

納得のいく作品にすることが

おしえる側には必要なんだなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとこの気づきを通して

ワークショップへのハードルも下がりました。

 

誰でも取り組めることを中心にやっていけば、

できることは無限大!

 

 

 

あとはファシリテーション力的なものを

もっと磨かねば…。

 

 

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20170204110209j:image

 

一緒に描いてたらこんなになってた。笑

 

 

 

 

----------------------------------------------------

「祈り」

 

独りぼっち 夜

今夜届いた 世界の知らせに
痛いという こころ

 

画面の先に 泣く人
あなたのそばで 一緒に泣けたら
画面の向こうに 飢える人
今日のスープを 分けられたら

 

世界は変わろうともしない

ただ
あなたに贈る祈り 平和の

 

ひとり 想う夜

 

 

(「pray (祈り)」というテーマの詩の募集に出しました)

第13話 せんせい

 

あけましておめでとうございます。

(遅い)

 

さえこです。

 

 

 

 

 

 

 

まずはご報告です。

1/10(火)〜2/5(日)の期間、

代々木villageのコンテナートという紅茶屋さんで

「絵馬展」開催中です。

 

 

f:id:takenoco_saeko:20170113170800j:image

参加させていただいてます。

 

 

作家として初出品…!!

 

残念ながら東京なので、

いつもいつも応援してくださっている方に

直接お見せできません…_(:3 」∠)_

 

 

コンテナートイベントページ

http://contenart.main.jp/2016/12/28/イラストレーター達による絵馬展2017」2017年1月10日(/

 

 

 

 

他のプロのイラストレーターさんたちに

混じっているので

ちょっとあれかもしれませんが笑笑、

 

ぜひ探してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日は嬉しいことがありました。

 

「せんせい!大学合格したよ!」

わざわざ言いにきてくれた生徒。

 

 

 

 

 

そして、気の滅入ることもありました。

 

「せんせい、おれ生きててもしゃーないなって思うんすよ。」

吐き出してくれた生徒。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしはこの3月で教師を辞めます。

 

 

現在働いてる通信制高校では、

「先生が嫌い」という子が多い。

 

 

 

 

 

でも、彼らは

わたしのことを嫌いとは言いません。

 

ただ「先生」が嫌い。

 

(中にはわたしのことを嫌いな子もいるかもしれないけど。笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、ずっと「いい子」でした。

宿題はちゃんとやるし、

提出物もほとんど出す。

 

だから

特別先生に目をつけられることもなく

日々の授業をおとなしくこなし、

それなりにクラスの子たちと楽しく過ごすような

真面目な生徒でした。

 

(と自分では思ってる。)

 

 

 

先生のことを好き

…ではなかったかもしれないけど

 

嫌いではなかったです。

 

 

 

いろんなことを教えてくれるし、

勉強は苦ではなかったし。

 

 

 

 

 

 

ただ、そういられたのは

家で話を聞いてくれる母や姉がいて

遊んでくれる友達がいて

青春を共にできる部活仲間が

いたからなんだなあ

最近考えたりします。

 

 

 

 

 

 

 

通信制高校に通う生徒たちは、

夢にむかって突き進む子もいるけど

 

過去に何かしらの挫折やトラウマがあって

今にも崩れそうな子もいます。

 

 

 

 

 

 

彼らにはすごく強い芯が根強くあって、

いろんなことを考えてる。

 

 

ほんとうは希望に溢れているんだけど、

 

家と学校、バイト先くらいの世界の中では

それを受け入れてもらえず、理解もされず、

個人としてみてくれないから

「先生嫌い、学校嫌い、この社会だるい」

になるのかなあ…なんて。

 

 

 

ただ机の前に座り続けるのが

しんどい子も少なからずいますが。

 

 

 

 

 

 

じゃあ先生は何もしてないのかと言うと

そういうわけじゃない。

 

 

 

ちゃんとひとりひとりと向き合って

本当の本当に考えていることを知りたい

と思っているはず。

(と、願いたい。)

 

 

 

 

でも、

授業の準備、成績処理、部活の顧問、会議…

そして、帰ってからのことまで

考えなくちゃいけない。

 

 

 

全日制高校ではひとクラス30〜40人いて、

通信制高校もどんどん生徒数が増えてます。

 

ひとりひとりと真髄まで向き合っていると

とてもじゃないけど時間がない。

 

 

 

 

 

ひときわ目立った行動をおこしたり

手に負えないような問題を抱えていなければ

 

時間との勝負の世界で

目に止められないんだと思います。

 

 

 

 

 

 

ただ、

みんな同じように悩んだりしているから

「先生はわたし・おれのことなんかみてくれてない」

=嫌い

になってしまうのかなあ、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

よくよく話を聞くと

「生きててもしゃーない」というその子は

やりたいことも夢もあるけど

どうしたらいいかわからず

途方に暮れている感じでした。

 

 

 

 

 

ああよかった、と思いつつ、

 

どんな話をしても

だって・でもの繰り返しだったので

 

わたしから提示できる

選択肢は全て話して

 

「今日は帰り。」と言いました。

 

 

 

 

 

話聞いて欲しかったんやろなあ〜〜

この一言で嫌われるんかなあ〜〜

と思いながら

 

 

 

 

わたしはカウンセラーではないし

 

結局はその生徒が

決断しなくてはいけないので

 

 

 

 

自ら道筋を作っていってくれることを願って

今日はこれにてせんせいの時間を終わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュースとかみていると

教員がやらかしたことしか取り上げられなくて

印象悪いけど…笑

 

 

日常はとてもたのしいものなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

さ、そろそろ絵本進めねば!

 

 

 

 

第12話 きゃらくたーができるまで

 

こんにちは。さえこです。

 

 

 

あっと言う間に12月も半分が

すぎちゃいましたね。

 

つい2ヶ月ほど前に

「あけましておめでとー」なんて

言っていたような気が…

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はわたしの

キャラクターのつくりかたについて

書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

アートスクールに通い始めて

1年と8ヶ月が経ちました。

 

「絵」をちゃんと

習ったことのないわたしにとって

 

 

「絵」はとても難しく

ハードルが高いものでした。

 

 

 

 

 

アートスクールで始めて描いたのは

どいかやさんの「チリとチリリ」を

色鉛筆で模写したものでした。

 

f:id:takenoco_saeko:20161215161318j:image

↑原画

 

f:id:takenoco_saeko:20161215161327j:image

↑模写

 

若干の色の違いがありますが

模写は得意かもと思って

 

どんどん模写をしました。

 

 

 

 

 

 

 

模写には2つの理由があります。

 

1つは絵の構造を学ぶこと。

 

もう1つは画材を使ってみること。

 

 

  

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20161215161948j:image

↑原画(「つみきのいえ加藤久仁生さん)

 

f:id:takenoco_saeko:20161215162104j:image

↑模写

 

 

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20161215162345j:image

↑ 原画(2015年ボローニャ国際絵本原画展受賞者作品)

 

f:id:takenoco_saeko:20161215162457j:image

↑模写

 

 

 

 

 

 

他にもたくさん模写をしました。

 

 

色鉛筆・パステル・アクリル・アクリルガッシュ… 

筆の使い方や筆以外の道具も使ったり。

 

 

 

 

 

 

 

模写をすればするほど

 

色の作り方も慣れてきて

 

どんどん楽しくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして「さあ、自分の絵本を作ろう!」

となったとき。

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20161215162308j:image

 

「じゅんちゃんのらくがき」のじゅんちゃん。

 

 

画材がまったく決められませんでした。

自分がつくりたい作品はあるのに

キャラクターが定まらず、

 

 

何回も何回も文章から書き直して、

 

描いては推敲、直しては絵を変え、

という作業を続けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

アクリルガッシュで描きたかったんですが、

どうしても相性が合わず。

 

 

 

水彩絵の具を使って描くことに。

 

 

 

 

他の生徒さんは、

キャラクターから考えるそうです。

 

絵をずーっとやってきた人は

描きたいものをカタチにするのが得意みたいで、

 

 

 

わたしは文章から書くのと

イメージする世界をカタチにすることが

まだまだ苦手で。

 

 

 

逆にキャラクターから考える人は

文章を書くのに時間がかかると

言ってました。

 

 

 

 

水彩に合うような男の子に、

ということを意識して。

 

 

 

f:id:takenoco_saeko:20161215164653j:image

 

そしてできたのが

このじゅんちゃん。

 

 

この絵本は無事完成し、

いまはコンペの結果待ちです。

 

 

入賞できますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとは、

林明子さんのような

細やかで暖かい絵を

「描きたい」と思っていました。

 

f:id:takenoco_saeko:20161215163126j:image

「こんとあき」表紙

 

 

 

 

でも、わたしが「描ける」のは

全然違う絵でした。

 

 

 

 

 

 

 

この約1年半を通して、

描きたいものと描けるものの差に

 

たくさん戸惑いました。

もっと「上手く」なりたい!と

必死だったんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

絵を描くことは好きになりました。

 

 

なんなら

20年弾き続けているピアノよりも

自信を持ってるかも。

 

 

 

 

 

「わたしはこんな絵が描けるんだ!」

と思ってから

 

 

絵を描くのが楽しくて楽しくて。

 

 

誰にも描けないような

絵を描こうと思えるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今度は「文章」についても書きます。

 

 

 -----------------------------------------

 

 

f:id:takenoco_saeko:20161215163306j:image

 

つぎはくじらの絵本。

 

 

 

 

 

 

第11話 ながつき


2ヶ月!60日!
ブログ!さぼってました!

さえこですよー!









9月も下旬にさしかかり、
秋の足音が聞こえてきました。




今朝は
わたしのもとに秋が来たようでした。






夏の暑さに慣れた肌が
「あれ?こんなに寒かったっけ?」
と、わたしに聞くので


「うん、せやで。」
と、教えてあげました。






何話か前に、
「みなづき」の話をしましたが

9月は「ながつき」。


これも古典の先生が教えてくれました。





稲の穂が重みで
ながーくなって垂れてくるでしょ、



秋雨は細く降り続けるし、



夜もだんだん長くなって
知らぬ間に
「秋の夜長に」というフレーズを
よく聞くようになる。


それで、
「夜長月」から
「長月」になったのよと。








あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む


という柿本人麻呂の歌に
えらい感動した覚えがあります。


「山鳥の尾のようにながーい夜に、
あなたにあえず
ひとり寂しく寝るんだろうか」




みたいな現代訳だったと思います。





山鳥みたことないけど、

とにかく山鳥は長い尾っぽで
それを秋の夜にかけて詠んだこの歌に
えらい感動しました。







たしかに、



夜が長くなると
「想う」
という動作も、
比例して長くなる。


何を、というわけではなく
ただとにかく「想う」。






それは大切な人のこともそうだし

あるいは
星のこととか
世界のこととか

考えることはたくさん。







まあ基本的に電車でもボケーっと
してるんですが、


時間を有効に使うために
常に本を一冊
カバンにいれておくのを心がけています。






あ、最近西加奈子さんの小説に
どハマりしているんですよ。




まず
「きいろいぞう」で
関西弁が読みやすくてすーーっと
読めてしまったのがきっかけで、




西加奈子コレクションが
増えてきてます。




「こうふく  みどりの」

という小説。
関西弁。しかもばりばりの。

面白くて、2回よみました。





みどりちゃんという主人公の日常と

中学生の彼女が
彼女自身のこころの変化に戸惑いつつ
成長していく姿が、よかった。





「なんやよーわからへんけど、」
とか
「◯◯らしい、よーしらんけど。」
とか


自分が日常的に考えている言葉が
そのまま本の中に書かれてて
関西の人、
特に大阪の人はおもろいんちゃうかな。






「あー、たしかに、こんな表現するよな、関西人。」
と気づかされて、おもろい。




かなりコテコテの関西弁なので
「うちはこんなんつかわへんな」
っていうのもあります。






西加奈子さんの綴る文章は

なんだか詩的で
絵本の文章みたいで
わたしは読みやすいです。









食欲の秋、スポーツの秋、
いろいろあるけど



秋の夜長にひとりで読書
なんていうのもいいですね。











そうそう、
最近部屋にこんなのが出ました。

f:id:takenoco_saeko:20160921125410j:image


その名もアシダカグモ

大きさはだいたい
CDぐらいですかね。



ゴキブリや害虫を食べてくれる
益虫らしいのです。



それはありがたいんだけど、

3日ほど部屋で同棲しましたが
なかなかそのビジュアルに
慣れることができず…(´・ェ・`)







アシダカの くもの足の 八つ足の
ながながし夜を 怯え過ごさむ









…なんてな。


秋は短い。でも、長い。










明日から10月!!!









※くもさんは昨夜無事にお外へ放り投げました。笑


--------------------------------------------

f:id:takenoco_saeko:20160930233807j:image

じゅんちゃんの おおきな にこにこを

さいごに かいて

じゅんちゃんは 

おかあさんと いっしょに

おうちにかえりました