下町のえんぴつやさん

綴る作業をするたびに気づく、内向的なわたし。

第1話 はじめてのにっき

ブログはじめました。

 

 

 

わたしは、

絵本作家を目指しています。

 

 

 

と、高校の美術の先生(当時の部活の顧問)に相談しに行ったら

「ブログをかきなさい、ブログを。世間のみなさんに絵をみてもらいなさい。」

と言われたのが、たしか大学3年生の夏。

 

あれから2年以上もすぎて、ようやくはじめようとおもいました。

 

 

 

名前はさえこです。

 

非常勤講師で英語の先生をしつつ、

教育系の活動しつつ、

絵本スクールに通っています。

 

 

 

 

私は、絵が下手です。

描きたいものを描きたいように描けるようになってから、

「わたしは絵を描けるんです!」と言いたい。

 

 

 

絵本と聞くとだいたい「絵かけるの?」と言われる方が多いですが、

どちらかというとストーリーを考えたり、

詩を書いたりする方が、好き。

 

 

 

このブログでは、日々のさくひんを

載せて載せて、載せまくって、

誰かのこころに届けられるような絵本を

いつか、出版したいのです。

 

 

 

 

 

さてさて

 

「絵本」と聞くと、何を思い浮かべますか?

 

 

ぐりとぐらシリーズとか、ぞうのババールシリーズは有名だし、

覚えている人も多いかと思いますが、

記憶に残る絵本って人それぞれちがうから面白いですよね。

 

 

わたしは絵本作家になりたいと思わせてくれた絵本があります。

 

 

「地雷ではなく花をください/自由国民社

です。

 

 

子どもながらに

世界にはこんなに傷ついている人がいるんだ

と思ったのを今でも覚えています。

 

 

地雷によって足を失ったり、時には命を落とす人もいるけれど、

ひとつひとつ取り除いて、そこにお花の種を植えれば、

最後には一面のお花畑がひろがるよ。

みたいなお話です。

 

 

そして、なぜか、

カンボジアに行きたいと思いました。

どうしても、カンボジアに行きたくて、

でも、行き方がわからなくて、

 

 

大学生になったら絶対行くぞ!と思い続けて、

3年前の夏、初めてカンボジアという国に行きました。

スタディツアーで、30人くらいの大所帯でしたが、

 

カンボジアの悲しい歴史を学び、

おいしいご飯をいただき、

ひとのあたたかさに触れ、

地雷の撤去を行う方に会いに行く機会がありました。

そこはタイとの国境で、内戦時の影響でまだまだ地雷が残る地域でした。

 

また後日

この活動をされている方をブログでご紹介させて頂きたいなあと思っていますが、

 

その方の活動のおかげで、もともと地雷原だった土地が

キャッサバ(イモの一種)の畑になっていました。

 

お花畑ではなかったけど、

本当に絵本の世界が現実にあって、

それを目の当たりにすることができて、

 

感動して、泣いて、

 

絵本作家になりたいと心から思いました。

 

 

 

 

 

それが一番の理由ですが、

 

結局は応援してくれる仲間や家族がいてこその、決断。

 

 

もっともっと、このブログも、さくひんたちも、

「おもしろいなあ」

と思ってもらえるように

言葉をみがいていきたいと思います。

 

 

 

 

今日も良き日にしよう。

 

 

 

 

2014.9.4のさくひん。