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下町のえんぴつやさん

絵本作家へのみち。

第11話 ながつき


2ヶ月!60日!
ブログ!さぼってました!

さえこですよー!









9月も下旬にさしかかり、
秋の足音が聞こえてきました。




今朝は
わたしのもとに秋が来たようでした。






夏の暑さに慣れた肌が
「あれ?こんなに寒かったっけ?」
と、わたしに聞くので


「うん、せやで。」
と、教えてあげました。






何話か前に、
「みなづき」の話をしましたが

9月は「ながつき」。


これも古典の先生が教えてくれました。





稲の穂が重みで
ながーくなって垂れてくるでしょ、



秋雨は細く降り続けるし、



夜もだんだん長くなって
知らぬ間に
「秋の夜長に」というフレーズを
よく聞くようになる。


それで、
「夜長月」から
「長月」になったのよと。








あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む


という柿本人麻呂の歌に
えらい感動した覚えがあります。


「山鳥の尾のようにながーい夜に、
あなたにあえず
ひとり寂しく寝るんだろうか」




みたいな現代訳だったと思います。





山鳥みたことないけど、

とにかく山鳥は長い尾っぽで
それを秋の夜にかけて詠んだこの歌に
えらい感動しました。







たしかに、



夜が長くなると
「想う」
という動作も、
比例して長くなる。


何を、というわけではなく
ただとにかく「想う」。






それは大切な人のこともそうだし

あるいは
星のこととか
世界のこととか

考えることはたくさん。







まあ基本的に電車でもボケーっと
してるんですが、


時間を有効に使うために
常に本を一冊
カバンにいれておくのを心がけています。






あ、最近西加奈子さんの小説に
どハマりしているんですよ。




まず
「きいろいぞう」で
関西弁が読みやすくてすーーっと
読めてしまったのがきっかけで、




西加奈子コレクションが
増えてきてます。




「こうふく  みどりの」

という小説。
関西弁。しかもばりばりの。

面白くて、2回よみました。





みどりちゃんという主人公の日常と

中学生の彼女が
彼女自身のこころの変化に戸惑いつつ
成長していく姿が、よかった。





「なんやよーわからへんけど、」
とか
「◯◯らしい、よーしらんけど。」
とか


自分が日常的に考えている言葉が
そのまま本の中に書かれてて
関西の人、
特に大阪の人はおもろいんちゃうかな。






「あー、たしかに、こんな表現するよな、関西人。」
と気づかされて、おもろい。




かなりコテコテの関西弁なので
「うちはこんなんつかわへんな」
っていうのもあります。






西加奈子さんの綴る文章は

なんだか詩的で
絵本の文章みたいで
わたしは読みやすいです。









食欲の秋、スポーツの秋、
いろいろあるけど



秋の夜長にひとりで読書
なんていうのもいいですね。











そうそう、
最近部屋にこんなのが出ました。

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その名もアシダカグモ

大きさはだいたい
CDぐらいですかね。



ゴキブリや害虫を食べてくれる
益虫らしいのです。



それはありがたいんだけど、

3日ほど部屋で同棲しましたが
なかなかそのビジュアルに
慣れることができず…(´・ェ・`)







アシダカの くもの足の 八つ足の
ながながし夜を 怯え過ごさむ









…なんてな。


秋は短い。でも、長い。










明日から10月!!!









※くもさんは昨夜無事にお外へ放り投げました。笑


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じゅんちゃんの おおきな にこにこを

さいごに かいて

じゅんちゃんは 

おかあさんと いっしょに

おうちにかえりました